給水管の引き直し工事ってなんですか?

給水管の引き直し工事ってなんですか?

給水管の寿命について

給水管とは水道メーターから各蛇口までの水道管のことです。
給水管の素材の種類にもよりますが、30年くらいでサビや腐食、劣化による亀裂が入って水漏れすることが多くなると言われています。

水道管が老朽化すると、様々な現象が起こります。

① 蛇口から錆(ゴミつぶ)が出てくる

② ピンホールと呼ばれる小さい穴が空いて、水が漏れる

③ 老朽化がひどいと、部分的な修理が出来ない

① 蛇口から錆(ゴミつぶ)が出てくる

鉄管を使っている場合に起きます。
給水管の内部が錆びてしまい、蛇口をひねると赤色の水や黒色や赤茶色の硬い異物が出ます。

蛇口から錆(ゴミつぶ)が出てくる

② ピンホールと呼ばれる小さい穴が空いて、水が漏れる

給水管が劣化すると、自然に針で刺したような穴が空いて水が漏れます。
壁の中や床下からシューっという音が聞こえることもあります。

ピンホールと呼ばれる小さい穴が空いて、水が漏れる

③ 老朽化がひどいと、部分的な修理が出来ない

あまりに給水管の劣化が進んでいる場合、部分的な修理で直すことは出来ません。
少しの衝撃で折れてしまうような状態の給水管は、修理のために力を加えるとが不可能だからです。
仮に部分修理が出来たとしても、修理したその部分や他の部分からすぐに漏水が起きる可能性が高くなります。

老朽化がひどいと、部分的な修理が出来ない

「引き直し工事」はなぜ必要なのか?

 修理しているのに度々漏水が起きている

 水道管を30年~40年以上使用している

 漏水調査をしても漏水の場所が分からない

 建物の構造上、漏水修理が難しい

給水管から漏水していることが分かった場合、その部分だけを塞いでくれれば・・、と思われる方も多いと思います。確かにあいた穴を塞げば漏水は止まるのですが、状況によってそれが難しいケースもあります。

その1つめは、給水管の老朽化です。
給水管の老朽化が進むと、給水管の脆さのため修理自体ができないことがあります。たとえ修理が出来たとしても同じ場所、または別の場所から再び漏水が起こります。

2つめは、費用の問題です。
水道管は通常、壁の中や床下など、目にみえない場所に取付けてあります。そのため、漏水の場所を特定したり、漏水を修理するために、大掛かりに壁や床を壊さなければならない事があります。

また、給水管の修理は終わった後に、壁や床を修復する費用も必要となります。このような内装工事の費用が、場合によっては、給水管工事よりも高額になることがあるのです。

このような理由から、もともと配置されている給水管の交換ではなく、新たなルートを作って給水管をひく「給水管の「引き直し工事」をご提案することがあります。新しい水道管のルートは、可能な限り内装工事が必要のないようにします。

給水管の引き直し工事

引き直し工事のメリット・デメリット

メリット

 漏水を見つける必要が無いので、漏水調査費用と内装工事費用が かからない

 水道管を新しくすることで、老朽化による漏水の心配が無くなる

 ついでに蛇口のレイアウト変更や、蛇口の新設なども可能になる

デメリット

 部分修理と比べると費用がかかる

 壁の中や床下ではなく、目に見える外壁に配管するため、 見栄えが気になる

戸建て漏水調査および給水管の引き直し工事

施工期間:3日間/作業員:3人/出張・見積無料

【 ご依頼内容 】

水道局から漏水の指摘をされました。見てもらえますか?

【 施工内容 】

弊社の施工スタッフが現地にお伺いしてお調べしたところ、複数箇所で漏水しているのを確認しました。
給水管の劣化が進んでいるので、部分修理をしてもまた漏水が起きる可能性が高いため、給水管引き直し工事をお勧めいたしました。 お見積りをご案内し、工事依頼をいただきましたので、給水管引き直し工事を行いました。

水道メーター付近の給水管を交換

水道メーター付近の給水管を交換

散水栓に露出配管で接続

散水栓に露出配管で接続

露出配管を各水まわりに接続

露出配管を各水まわりに接続

露出配管を各水まわりに接続

露出配管を各水まわりに接続

水道メーター付近の給水管を交換

水道メーター付近の給水管を交換

室内に配管を引き込み、配管カバーの取付け

室内に配管を引き込み、配管カバーの取付け

室内に配管を引き込み、配管カバーの取付け

室内に配管を引き込み、配管カバーの取付け

室内に配管を引き込み、配管カバーの取付け

室内に配管を引き込み、配管カバーの取付け

室内に引き込んだ露出配管

室内に引き込んだ露出配管

室内に引き込んだ露出配管

室内に引き込んだ露出配管

室内に引き込んだ露出配管

室内に引き込んだ露出配管

ユニットバスに接続

ユニットバスに接続

マンション給水管の新設工事

施工期間:4日間/作業員:3人/出張・見積無料

【 ご依頼内容 】

築32年のマンションです。水道局の検針時に漏水を指摘されましたが、漏水箇所はわかりません。 また、マンションの共用水栓は、隣接する元マンションオーナー宅の配管道中にあるため、元オーナー宅も含めて調査と工事の見積をお願いします。

【 施工内容 】

まず施工スタッフが現場にお伺いして、現状を調査をいたしました。
2種類の工事のお見積りをご案内しました。

【プラン ①】タイルやコンクリート下にテストバルブを3か所設置して行う漏水調査+修繕工事
【プラン ②】給水管の引き直し(新設)工事

それぞれの工事のメリットとデメリットをご説明したところ、お客様より【プラン ①】の新設工事のご依頼をいただきました。 マンションの水道メーター付近より元オーナー宅まで47mに渡って給水管を新設いたしました。 

マンションの水道メーター

マンションの水道メーター

新しい配管ルート用にタイルを削り、埋設給水管を設置

新しい配管ルート用にタイルを削り、埋設給水管を設置

新しい配管ルート用にタイルを削り、埋設給水管を設置

新しい配管ルート用にタイルを削り、埋設給水管を設置

掘り起こした所をモルタルで埋めていきます

掘り起こした所をモルタルで埋めていきます

土中に埋設給水管を設置していきます

土中に埋設給水管を設置していきます

マンションの共用部に露出配管を取付ける

マンションの共用部に露出配管を取付ける

マンションの共用部に露出配管を取付ける

マンションの共用部に露出配管を取付ける

マンションの共用部に露出配管を取付ける

マンションの共用部に露出配管を取付ける

アスファルトを復旧

アスファルトを復旧

タイルを復旧

タイルを復旧

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