【 ご依頼内容 】
マンション5階の自宅と、同じマンションの3階の給湯・給水管の引き直し工事をお願いします。
【 施工内容 】
水道メーター向かって左側の給水管が1次側と言って本管から引き込まれてきた管で、水道局が管理しています。
右側から出て室内に通っている管が2次側と言って所有者が管理するものです。
築37年のマンションということで、銅管が使われている給湯管には緑青(青錆)が、鉄管が使われている給水管には赤錆ができていました。
今回は2次側の給湯・給水管をすべて架橋ポリエチレン管に交換する工事を行いました。
架橋ポリエチレン管は柔軟性があって施工しやすく、耐熱性があるので湯水両方に使え、錆びる心配がありません。
室内も露出配管ではなく、床下や壁中に隠蔽したいというご希望でしたのですべてポリエチレン管で配管いたしました。
また、パイプスペースと室内との貫通穴に配管を通す際には、管にフィブロックを巻き付け、貫通穴はモルタルで穴埋めして防火処理を行っています。
フィブロックというのは熱で膨張して穴を塞ぎ、室内への引火を防ぐ耐火材です。
パイプスペース内・水道メーター
既設給水管(鉄管)
既設給湯管(銅管)
給水・給湯ポリエチレン管取付
フィブロック施工
モルタルで穴埋め
収納クローゼット床下
床板復旧
既存洗濯水栓
防水パン開口
給水・給湯ポリエチレン管取付
壁開口・壁中配管
壁復旧
洗濯水栓交換
洗濯機置き場の防水パンを開口し、床下に給水・給湯管を配管。
また、後ろの壁を開口して30cm角の点検口を2か所設置し、壁中に給水・給湯管を通しています。
洗濯水栓は既存同様、湯水使用できる状況と新しい水栓への交換をご希望されました。
洗面台下の既設配管
洗面台床板開口
給水・給湯ポリエチレン管取付
床板復旧
キッチンシンク下
シンク床下の既設配管
給水・給湯ポリエチレン管取付
水圧テスト
水圧テストを行い、問題ないことを確認して施工完了です。